お金に困ったときはどうしたらいいのでしょうか

少額でしたら、友人知人に頼るといった方法が考えられます。もっとも数万円ともなると、友人知人でも借りにくいかもしれません。3万円5万円ということになると、お金を貸す方も借りるほうも、多少なりとも勇気が必要になります。友人知人でなんとかお金を貸してくれる金額としたら、1万円くらいまでが相場と言えるでしょう。

ですから、それ以上のお金となると身内に頼るのが一番でしょう。身内ですから、お金を借りても返済の仕方がルーズになってくるかもしれません。それでも、お金を貸してくれるのが、身内からお金を借りることのメリットと言っていいでしょう。

もっとも、友人知人や身内からお金を借りるとなると、ともすれば人間関係を壊しかねないリスクもあるのです。友人知人からお金を借りることもそうなのですが、身内からお金を借りてしまうと、どうしても返済に甘えが出てしまいます。そうならないためにというか、自分を律するためにも銀行などの金融機関や、消費者金融会社といった貸金業者から、お金を借りたほうがいいでしょう。

しかし、銀行や消費者金融会社からお金を借りることができないから、身内を頼るといったケースもあります。お金を借りるにしても借りる側には、信用度や返済能力がないと、誰もお金を貸してくれないでしょう。友人知人にしてもそうです。性格などもわかっているので、貸してくれるだけで赤の他人からお金を貸してくれと言われて、貸す人はいないはずです。

それでは、銀行や消費者金融会社はどうやった、融資の申込者の信用度や返済能力を判断するのでしょうか。そういった信用度や返済能力を判断する一つの指標を、属性と呼んでいるのです。この属性は様々な項目から成り立っています。銀行や消費者金融会社が、融資をする条件として、「年齢」と「安定した収入のある人」といったことを挙げています。言うなればこの二つをクリアすることで、融資をしてくれるということになるのですが、ことはそれほど甘いものではないのです。安定した収入のある人ということでも、それを審査するには様々な項目から判断しなくてはいけません。

銀行でしたら、勤務形態が正規雇用でなければ融資をしないといったことが多いですし、勤続年数が1年といった人には融資をしまいでしょう。となると、パートアルバイトの人は、銀行から融資を受けることができないのかということになるのですが、それは当らずとも遠からずと言えそうです。パートアルバイトでは、銀行カードローンの審査基準では、安定した収入にはあたらないと判断されることが多いのです。ですから、パートアルバイトでは銀行カードローンの審査に通るのは、難しいと考えたほうがいいでしょう。

一方の消費者金融会社はどうでしょうか。消費者金融会社にもカードローンがありますし、消費者金融会社のカードローンのほうが、銀行カードローンよりも知名度は上かもしれません。銀行と違って、消費者金融会社のカードローンのほうが借りやすいイメージがあります。実際に銀行カードローンの審査基準よりも、大手消費者金融会社のカードローン審査基準のほうが緩めです。ですから、銀行カードローンの審査に通らなかった人が、大手消費者金融会社のカードローンに申し込むという構図ができあがっていると考えていいでしょう。

同じ価値のお金ですから、どこで借りてもその価値は変わりません。そうなると銀行で借りるほうが金利が低いですから、返済も楽になります。消費者金融会社のカードローンの方が使い勝手が良くて借りやすくても、金利の面で銀行カードローンには太刀打ちできないと考えてもいいのです。

それでも銀行カードローンの審査は厳しいので、誰でも銀行カードローンを利用できるわけではありません。そうなると頼りになるのが消費者金融会社のカードローンなのです。こちらも、融資条件は「年齢」と「安定した収入」なのですが、消費者金融会社のカードローンは、パートアルバイトの人でもお金を借りることができることが多いです。というよりも、融資金額は審査によって決められるので、パートアルバイトでも最初から門前払いということではなく、このくらいの金額なら融資ができますといった、利用限度額を提示してくれるのです。このあたりが消費者金融会社のカードローンの使い勝手と、サービスの良さと言えるでしょう。

消費者金融会社の場合は、お金を貸すことで得られる返済利息でしか収益をあげることができないので、少しでも多くのお金を貸したいのです。ですから、審査基準も銀行よりも低くなっています。その分金利を上げているというのが実情なのです。ですから、お金を借りる側としては銀行から借りたいのですが、審査に通らなければ消費者金融会社のカードローンに頼らざるをえないということになるのです。

消費者金融会社は、昔ながらのサラ金のイメージがいまだに払拭しきれていない面があります。しかし、昔と今の消費者金融会社の業態はかなり違ったものになっています。イメージはなかなかぬぐい去ることができないのですが、利用してみると消費者金融会社のカードローンの使い勝手の良さがわかると思います。

大手消費者金融の審査に通らない理由

総量規制の問題、借入件数等が多いとすぐに審査落ちになります。金融会社では収入がある20歳以上を申込対象としています。返済ができる範囲内であれば、審査の上キャッシングができます。現金がとにかく必要な場合には、審査が甘い中小消費者金融で借入ができる方も多いです。

最終的には債務整理だけど、ちょっと聞いて

大手消費者金融で借入ができないときには、中小消費者金融や中堅消費者金融会社での審査を受けてみる事はおすすめです。しかし、中小でも断られた場合には、現在多重債務であれば債務整理の手続をしましょう。借金減額が目的ですが、申込みから手続きまでの返済がゼロです。

個人信用情報の内容で審査落ち　改善方法は？

申込で、収入も年齢も引っかかっていないのなら、個人信用情報機関の内容です。原因としては、多重債務、延滞、債務整理等があるとされています。原因をすぐに取り除きができるものであれば、即借入ができる場合もあります。返済を続けることや、時間の経過でしか解決出来ないものもあります。

中小消費者金融で借りれるのか？NGなら…

ブラックリストでも借りれる中小消費者金融ですが、ここで借りれない人は主に、収入がない、延滞している、総量規制以上の借入、4件以上の多重債務者です。最終的に中小消費者金融で断られた場合には、金融会社で借入できるところはありません。まとめローンもNGでしょう。

債務整理しかないでしょう

大手消費者金融、銀行カードローンなどで返済ができない、これ以上の借入ができない方は、債務整理が妥当なのです。闇金融や個人間融資も同様に無謀な手段となります。債務整理を弁護士等に依頼して、行った上でリスタートをしましょう。

どこからも誰からも借りられない

何処からも誰からも借りられない場合は、属性がかなり低いと思っていいでしょう。かといって、ヤミ金からの借入は避けましょう。非合法の業者であり、もしかした場合には利息制限法を超えた上限金利での返済を迫られることとなります。少額融資が出来る業者を探しましょう。

借りすぎているから借りることができないことも

消費者金融会社には総量規制範囲内での借入制限が法律で決められています。年収の3分の1までしか借入できないので、これに引っかかっている場合です。おまとめローンでの多重債務の一本かも図ることを思案に入れましょう。これによって道が切り開ける事もあります。

ブラックになっている場合

金融事故を起こして債務整理になると、その時点でブラック状態となってしまいます。こうなると銀行はもちろんですが消費者金融会社からもお金を借りることはできないでしょう。可能性があるとしたら中小消費者金融会社や街金の通常のローンとなります。

どうしてもお金を借りたい

どうしてもお金を借りたい場合には、知人や友人または身内からの数万円程度の借り入れを頼りましょう。または個人間融資掲示板の利用もありますが、ヤミ金などの違法業者が出入りしている可能性もあるので、注意が必要となります。