審査がどこも通らないが貸してくれるローン会社
審査に通りにくい理由
審査にとおりにくい理由はいろいろあるのですが、何も心当たりがないのに、カードローンの審査に落ちてしまったということもあると思います。そして、銀行カードローンでも消費者金融会社のカードローンでも、審査に落ちてしまうとなると、何が原因なのかすごく気になることでしょう。
正規雇用されていて借金もないのに…そういった場合、スマホの支払いを最近延滞したことはないでしょうか。ドコモやau、ソフトバンクと契約してスマホを使っているのは、これはクレジットカードを持つこととイコールで、実はスマホを持つにも審査があるのです。特にスマホの本体代金を分割で支払っている人は、スマホ代を支払わなければ、クレジットカードやカードローンの代金と同様に、延滞ということになるのです。
また、公共料金をクレジットカードで支払っている人も同様で、公共料金を一旦、クレジットカード会社が立て替えて支払っている形になるので、それを口座にお金を入れ忘れたといったようなうっかりミスでも立派な滞納となって、属性が著しく下がってしまうのです。このようなことに心当たりがあれば、しばらくはカードローンに融資の申込みをしない方がいいでしょう。ある一定の期間がくると延滞したといった情報が消えるので、それまで待ったほうがいいです。
延滞履歴が消える期間というのははっきりしていません。半年という説もありますし、1年以上延滞情報が消えなかったということもあります。気になる人は、必要な書類に記入して、信用情報機関に照会するといった方法もあります。うっかりミスですぐに支払った場合でしたら、比較的短期で延滞情報が消えるようです。しかし、延滞が長期に渡った場合はそれを支払ったとしても、何年も延滞情報が消えなくて、その間どこからもお金を借りることができないという事態もあるようですから気をつけなくてはいけません。
また、ありがちなのがクレジットカードの保有枚数です。オープンキャンペーンなどで無料だからと、いくらでもクレジットカードを作っていると、そのうちクレジットカードを作ることができなくなります。それは明らかにクレジットカードの作りすぎが原因です。クレジットカードの枚数が多くなると、それだけ借金癖があると思われて、審査に悪影響を与えてしまうのです。平均的なクレジットカードの保有枚数は3枚程度ということですから、そのあたりが適切なクレジットカードの保有枚数といえるでしょう。
これはクレジットカードのキャッシング枠も影響しているようです。仮に30万円の枠があったとしたら、30万円の借入れがあるのと同じように思われるということです。これはカードローンが100万円の利用限度額で、10万円しか借りていなくても、100万円の借入れをしているのと同じように見えるということと似ています。
カードローンの審査に通るコツというのは、いろいろあるのですが、パートアルバイトから正規雇用にしてもらうというのも一つの方法です。難しいですから、パートアルバイトの人は、銀行カードローンの審査に通らない可能性が高いです。
それでは消費者金融会社のカードローンはどうかというと、これは審査に通る可能性はかなり上がります。しかし、その分金利が高くなるので、返済利息がかさんでしまいます。パートアルバイトの人のほうが総じて収入は低いのですが、高い返済利息を支払わなくてはいけないといった、矛盾が生じてしまうのです。このあたりはいかんともしがたいところですが、お金が必要というのでしたら、仕方のない部分と言えるでしょう。
そして、勤続年数ですが、これは勤続年数が長い人ほど属性があがっていきます。唯一何もしないで、時間の経過だけで属性が上がっていくパターンと言えます。その分信用が上がっていくということですね。勤続年数が増えていくと、その分昇級もするので年収も上がっていきます。そういったことから属性がどんどんあがっていくのです。
また、他社借入れが多くなると、返済も大変になります。できるだけ早いうちに複数の債務を一本化したほうがいいでしょう。これをおまとめローンというのですが、銀行にもおまとめローンがあります。しかし、債務の合計額だけお金を借りるといった審査を受けなければいけないので、銀行のおまとめローンの審査に通る人は、ごくわずかといってもいいでしょう。
そういった場合は、消費者金融会社のおまとめローンが良いでしょう。総量規制の問題を気にする人もいるかもしれませんが、目的がはっきりしているローンは総量規制の対象外となっています。ですから、目的がはっきりしているおまとめローンは、総量規制の対象外となるので、消費者金融会社でもおまとめローンを利用できるというわけですね。これまで複数の返済日に、それぞれお金を用意しておかなければいけなかったのが、おまとめローンを利用すると返済日も月一になりますし、返済口座も一つになります。なによりも一本化のメリットは、債務件数が一つになるという安心感ですね。
審査がどこも通らないとき
属性が悪いと、銀行などの金融機関のカードローンの審査に通らないことがあります。というよりも、銀行カードローンの審査を通るのはなかなか厳しいものがあるので、属性に不安があったり、パートアルバイトの人でしたら、銀行カードローンの審査に通ることは難しいと言えるでしょう。
銀行カードローンでお金を貸してくれないとなると、次は消費者金融会社に頼るしかありません。また、属性がブラックとなっている人でしたら、消費者金融会社でもアコムやプロミスといった、大手消費者金融会社のカードローンの審査に通ることはないでしょう。
そうなると、消費者金融会社の中でも中堅消費者金融会社あるいは、中小消費者金融会社と呼ばれる消費者金融会社や、街金と呼ばれる小規模な消費者金融会社でお金を借りることになります。というのも、消費者金融会社も大手から中小、さらには街金といくごとに審査基準がゆるくなっているのです。ですから、大手消費者金融会社の審査に通らないからといってあきらめずに、中小消費者金融会社あるいは、街金のローンに融資の申し込みをしてみることが大切です。
一般的に審査がどこも通らないときというのは、属性がかなり落ちているのが原因です。中にはブラック状態になっている人もいることでしょう。銀行や大手消費者金融会社は、信用情報機関に加盟しているのでそういったブラック情報も共有しています。中小消費者金融業者も信用情報機関に加盟しているところが多いのですが、そういった情報照会をせずに独自審査を行っているところが多いのです。ブラック情報を不問にして審査をするので、貸してくれるところもあるかもしれません。
消費者金融会社で借りる
お金を貸して欲しいのにどこもお金を貸してくれないときは、総量規制にひっかかっている可能性も否定できません。
属性が低くなっているのは、他社借入れが多くなっていることが多いからです。消費者金融会社からは、年収の3分の1までしか借入れができないという決まりがあります。それが総量規制なのですが、これを破って融資を行うと消費者金融会社も罰せられますから、融資申込者のほうでも他社借入れが多くなると、総量規制の問題もあって、それ以上借りることができなくなるのです。
もっとも毎月返済を行っているので、返済するごとに残債が減っていきます。そうすると借入可能額が増えていくのでそこを見計らって、融資の申し込みをするようにしましょう。年収300万円の人が100万円の借金を消費者金融会社からしている場合は、1円も借りることができません。しかし、毎月の返済額が3万円だったとしたら、3万円を返済すると単純に3万円が利用可能額となって、その額を借りることができるのです。厳密には利息などがあって、元金はきっちり3万円減ることはないので、3万円弱借りることができるという計算になります。
お金を貸してくれるローン会社
金融ブラックになっていると、どこからもお金を貸してくれません。基本的にはそうなのですが、ネットの口コミサイトを見てみるとブラックでもお金を借りることができたという、ローン会社の利用者の投稿を多く見ることができます。
ブラックの人は、延滞を繰り返し、あげくには返済不能になった人ですから、信用度はゼロに近いといってもいいでしょう。しかし、債務整理を行うことで、返済能力はかなり上がっています。ですから、債務整理一歩手前で毎月の返済に汲々としている人よりも、債務整理を済ませた人のほうが返済能力が上がっているのは間違いありません。
そういった現在の属性のみを判断して審査を行っているローン会社でしたら、お金を貸してくれる可能性のあるところもあるでしょう。有名なのがフクホーですね。正社員はお金を借りやすいのですが、パートアルバイトや自営業者となると厳しいものがあります。そういった場合は収入証明書などの書類をしっかりとそろえて、借入れの申し込みをするようにしたほうがいいでしょう。
返済能力が大事
どの金融機関も消費者金融会社も、返済能力のない人にお金を貸すことはありません。
審査がどこも通らないような人にお金を貸してくれるローン会社は、一部の中小消費者金融会社か街金です。こういった消費者金融会社は、現在の属性のみで審査をしてくれるので、働いていることが必須となります。そのため申し込み時には電話による在籍確認が行われ、在籍確認が取れることが融資の最低条件となっているのです。
これに収入が分かる書類と本人確認書類があれば、ほぼ融資を受けることができるでしょう。ただし、ブラックの人でもお金を借りることができるというのは、正しいとも正しくないとも言えます。ブラックでも必ず借りることができるというわけではないので、、お金を貸してくれる中小消費者金融会社や、街金を根気強く探すことが大切です。