多重債務になったらどうしたらいいの？

多重債務者となると銀行や大手消費者金融会社などからお金を借りることはできないでしょう。もっとも滞納などの履歴がなければいくらでも消費者金融会社からお金を借りることができるとされています。もっとも滞納をすると返済に困っているのではということで、途端に審査が厳しくなるので滞納には気をつけるようにしましょう。よくうっかりミスで口座にお金がなくて引き落としができなかったという口コミなどがありますが、それも滞納には変わらないので良い状況とはいえません。

引き落としができなかったのが消費者金融会社よりも早く気がついて督促の電話が来る前にこちらから連絡をして振込むなり口座にお金を準備するなりしたら対応も若干違ってくるかもしれません。気がつくのが消費者金融会社からの連絡があってからということになるとまた状況が変わってきます。いずれにしても返済日に返済できなかったということで状況次第によっては信用情報機関に滞納したという情報が載ってしまうのです。

そうなると前述したようにカードローン審査が途端に厳しくなるので、新たな借入が難しくなります。滞納するしないというのを軽く考えないようにしましょう。消費者金融会社から見ると滞納が始まると資金繰りが苦しいと考えるのです。審査をするときに滞納歴ありと、滞納がないというのは雲泥の差があると考えていいでしょう。これは、貸す側の立場になって考えるとわかりやすいといえます。

滞納していないのであれば信用度がアップしていますからいくらでもお金を貸してもいいのではと考えるのですが、滞納歴があると今の借入状況がその人の限界ということが見えてくるのです。ですから、融資の申し込みを受けても審査にパスすることは難しくなるということですね。

多重債務の場合はおまとめローンに頼る？

おまとめローンが多重債務の救世主になるという考えが充満しています。しかし、これはある意味間違った考え方です。多重債務に陥るまえにおまとめローンを利用して多重債務にならないようにするという考えがおまとめローンなのです。すでに4社あるいは5社からの借り入れがある場合はまぎれもなく多重債務者となっています。そのような人は少なからず滞納をしている人が多いのです。そういった履歴のある人にはおまとめローンでも審査落ちするでしょう。

多重債務となるとブラックになる確率がとても高くなります。そのような人に消費者金融会社といえども融資をするのは難しくなるのです。

お金が借りれない場合はどうしたらいい？

どうしてもお金が必要なときにお金が借りれない人はかなり厳しい状態です。実際にはお金を借りる手立てはあるのですが、まずは手順を追って説明しましょう。お金が借りれない状況というのはどういったものでしょうか。

消費者金融会社のカードローンには総量規制があるけど

お金を借りるうえで悩ましいのが総量規制の問題です。消費者金融会社からの借りすぎを未然に防ぐためにできた規制ですが、これは銀行からの借入れは対象外となっているのです。

お金が借りれない場合の行き着く先は？

お金が借りれない場合、すでに借金の返済に窮していることが多いでしょう。行き着く先としては債務整理や自己破産ということになります。この場合は自分から返済できないからということで手を上げる方法と、返済せずに消費者金融会社などから裁判所に調停依頼があって債権回収会社からの通知を受けるまで待つという二つの方法があります。

お金が借りれないでもなんとかするには

お金を借りることができなくて、返済ができないということになると、債務整理しかないということでもありません。多重債務であればここだけはなんとかして返済して、お金が足りなくて返済できないという消費者金融会社のカードローンについてはその消費者金融会社の担当者に連絡して、返済できないからと相談してみるのです。